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中国のマイニングマシン大手、カナン・クリエイティブがナスダックに上場

世界第2位のビットコインマイニングメーカーであるカナン・クリエイティブ(Canaan Creative)が11月20日にナスダックに上場することが明らかになりました。The Blockが複数の関係者からの話として11日に報じました。

・マイニングマシンとは

マイニングとは仮想通貨の採掘のことで、マイニングを行うことによって仮想通貨の発行枚数を増やすことができます。仮想通貨は、一定期間ごとにすべての取引記録を取引台帳に追記することで整合性を管理していますが、マイニングでこの追記作業を行うことによって報酬を受け取ることができます。

マイニングはパソコンを使って行うこともできますが、ほぼ自動でマイニングを行える機械がマイニングマシンです。仮想通貨の取引量の増加により、マイニングマシンの需要は拡大しています。

・マイニングマシンメーカー業界2位のカナン・クリエイティブ

マイニングマシンのトップシェアを誇るのは中国のビットメインです。業界2位のカナン・クリエイティブはビットメインの最大のライバルとしてマイニングマシン「アヴァロン(Avalon)」を手掛けています。2019年上半期のカナン・クリエイティブのビットコインマイナーシェアは世界の約22%を占めています。

カナン・クリエイティブは10月28日にナスダックへの上場を申請していました。SEC(米証券取引委員会)に提出されたIPO目論見書には、ティッカーとして「CAN」、資金調達の設定額として4億ドルとすることなどが明記されていました。

証券受け取り企業(アンダーライター)には、金融大手のシティ・グループ、クレディスイス、仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルなどが名を連ねています。

カナン・クリエイティブが上場を試みるのはこれが3回目です。初回は中国本土、2回目は香港で上場を目指しましたが、市場の不透明感から失敗に終わっていました。

・業界トップのビットメインもアメリカでの上場を申請

カナン・クリエイティブと同様に2018年に香港証券取引所への上場に失敗したビットメインも、アメリカで上場申請を行っていたことが先月末に中国メディア「テンセントニュース」の報道で明らかになっています。スポンサーはドイツ銀行とされています。

2018年はビットコインの価格が低迷し、マイニングマシンの売り上げが低調でした。そのためビットメインは巨額の損失を計上し、リストラを余儀なくされるなどの苦境を経験し上場失敗につながりました。

2019年のビットコイン価格の高騰によってマイニングマシンの販売は急増しています。業績が改善傾向にあるビットメインとカナン・クリエイティブは、上場によりアメリカでの活躍の場を広げようとしています。

 

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