

LINEのグループ会社である「LVC」が日本国内向けの仮想通貨取引サービスである「BITMAX」の提供を開始しました。 9月17日に Android版LINEアプリで、9月26日にiOS版LINEアプリで提供が開始されました。すでに日米以外の地域では仮想通貨交換サービスである「BITBOX」も展開しています。
BITMAXで取り扱っている仮想通貨は以下の5種類です。
No | 取り扱い 仮想通貨名称 | 通貨記号 |
---|---|---|
1 | ビットコイン | BTC |
2 | イーサリアム | ETH |
3 | リップル | XRP |
4 | ビットコインキャッシュ | BCH |
5 | ライトコイン | LTC |
入出金に関してはLINE payに対応しており、登録している銀行口座からもチャージが可能です。LINE payを利用している日本人は日々増えていますが、既にLINE Payを利用している利用者は、スムーズに入出金を行うことが可能です。
そして、LINEはすでに 独自のブロックチェーンシステムでもある「LINKCHAIN」を作り上げていて、それに基づいたトークンエコノミーも構想し始めています。それが「LINE Token Economy構想」と呼ばれるもので、LINEが独自に開発したブロックチェーン技術を活用して、サービス開発側とユーザー側がフラットに成長していく共創関係を築き上げていくことが理想です。
LINEが描くシステムの中にはトークンであるLINKが存在します。しかし、LINKは海外展開している仮想通貨取引所BITBOXでしか購入できません。そのため、日本では独自トークンLINKを手に入れることはできません。

そんな日本向けに別でLINK Pointというものがあります。「1LINK Point=500LINE Point」という単位で換算されて、LINE payを通しての決済は可能となります。
※今現在、LINE Token Economyに参加するにはこういった方法しかありません。
BITMAXの登録もとても簡単です。日常的に使用するLINEのアプリから登録することが可能で、申し込みから登録完了までのプロセスも短いです。LINEウォレットから「BITMAX」を選択して、本人登録をするだけとなっています。すでにLINE payで本人確認をしている人は必要ありません。
その後、本人情報の入力となります。他の仮想通貨取引所と同様に本人確認の進捗によって、入出金に制限が設けられます。簡単な本人確認はできますが、「スタート時から出金上限が最大100万円」で、全ての本人確認をすると「1日で100万円まで入出金可能」となっています。
私たちの身近な存在でもあるLINEとの連携が密な仮想通貨取引所BITMAX。より身近に仮想通貨を取り扱えるような未来への一歩となることは間違いありません。
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